2019-12-07 07:30:07 Amebloへのリンク
先日、北海道白糠町のいくらを紹介した時、
値段の違いは「国産か外国産かの違い、味付けがよければ外国産でも構わない」って
書いたのですが、、、なんとなんと、
白糠町の担当者さんからこんなメールが届きました。
大変失礼しましたという思いと、
この時期いくらを選ばれている方も多いと思うので
シェアします
いくらの味について書かせていただきます。
ちょっと長いです^^;
いくらの寄付金額の違いは卵の違いによるものです。
鱒よりも鮭の方が高いですし
輸入卵よりも国内(道産)卵の方が高いです。
輸入卵は アメリカやロシアで鮭から取り出した筋子状の卵を一度冷凍をし輸入しています。
それを 国内でいくらにするのに 解凍をし 製造し そして また冷凍して販売しています。
全てのものに共通しますが 冷凍をする度に コクや旨味が失われます。
それを補うために タレや添加物で補っているものです。
ですので 商品表示に「鮭卵」とか主要原料名が一番最初に書かれていますが その次とか上位に「水飴」とか書いてるものは 卵の質が良くないものの証です。
冷凍物を解凍すると 必ずドリップが出ます。
それを水飴でコーティングし 出なくする作用と 新鮮でない卵に味を付ける役割も担っています。
本町が扱っている人気No.1の『北海道海鮮紀行いくら』は 水揚げされた当日中に全て処理しているもので 鮭のお腹から取り出した卵は30分以内には いくら状になっています。
洗浄する水温も10度以下に下げています。
タレは卵本来の味を味わっていただくために 薄目にしています。
タレから上げ 窒素瞬間冷凍をし パッキングの際には 容器内の酸素を窒素に入替えることにより 酸化しないので いつまでも獲れたての味が味わえます。
“鮭のお腹にある卵が そのまま製品”になっているほど鮮度抜群ないくらです。
賞味期限は 2年半です。
賞味期限を比べてみるのも良いかもしれません。どれほど製造メーカーが自信を持って出せるかの証ですね。
これが これほどまでの人気とリピートになっている理由です。
なお 本町の輸入卵も ワンフローズン多いだけで 全く同じ製法でして 特に鮭卵は タレも道産いくらと同じです。
それだけ良い卵を使っています。
話が長くなりましたが いくらは味付けではないということをお伝えしたかったものです。
白糠町さん、有り難うございました!
北海道白頭町様のいくら醬油漬のレビュー記事はこちら↓(Amebloへのリンク)
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